2019.6.20
特集
メイクの色は感じさせないのに、人混みのなかでもひときわ存在感を放つ女性がいる…その女性を観察してみると、彼女が武器にしているのは“光”だった。光とは、まるで“オーラ”。光を操れば、あなたの存在感を際立たせられるから、今年の夏は色ではなく、光の濃淡でつくる新しい“ラメ”&“パール”のメイクにトライ! パーティや夜の外出など、特別なシーンでこなれた印象になれる、今っぽいお出かけメイクで夏美人を完成させてください。
光の濃淡によって骨格が際立ち、遠くからでも存在感のある大人の女性を演出する“JOYFUL”メイク。こなれたくすみピンクのツヤで、夏の夜の特別なお出かけを楽しんで。
A、<ローラ メルシエ>フローレス フュージョン ウルトラ ロングウエア コンシーラー #2C 3,850円 商品はコチラから ➤
ブランド独自のテクノロジーを駆使し、快適なつけ心地とカバー力の両方を実現したコンシーラーは、汗や皮脂、湿気から守るこれからの季節に嬉しいウォーターレジスタンス処方。美容成分をベースにしているから重ねても厚ぼったくならず、素肌に見えるような自然さで肌をカバーしてくれる。
#5346、#5334、#5339 各2,750円 商品はコチラから ➤
B、#5346:パープルにピンクやゴールドの偏向グリッターが入ったラベンダースモーク。
C、#5334:微細なゴールドグリッターがたっぷり入った肌馴染みの良いピンク。
D、#5339:ピンクやレッドに光るグリッターが肌の上でソフトブロンズのように発色する、トレンドの温かみのあるレンガカラー。
ハイピグメントとハイシャインのシマー、グリッター、パールの4種類のプレシャスメタルな輝きで、目元の輝きを高めてくれるアイシャドウ。ヨレにくく、つけたての色と質感を長時間持続する嬉しい処方!
【目元】
1、(A)のコンシーラーをくまやくすみが気になる目の下に薄く伸ばして、目元の透明感をアップ(ブラシで馴染ませるとより自然な仕上がりに!)。
2、(B)を水を含ませた筆にシャドーアイシャドウをとってスッとラインを描く。(ラメの密度が密集して光るように輝く)
3、(C)のピンク色をまぶたの中央に指でポンと色をのせ、より立体感を強調させる。
4、 最後に手持ちの細めのチップで、(D)のレンガカラーを下まぶたの際に細くライン状に入れ、涙袋に潤んだラメの陰影を仕込んで完成。
E、<NARS>ブラッシュ #4034 4,070円 商品はコチラから ➤
シルキーな微粒子パウダーによるマットで煌めきのある質感。さっと塗るだけで、自然な血色感を演出しいきいきとした印象へ。#4043のマットなビビッドピンクは、青みを帯びているから肌馴染みが良く、透明感をアップしてくれるカラー。
F、<ローラ メルシエ>フェイスイルミネーター #04(ディボーション)5,720円 商品はコチラから ➤
フェイスパウダー、ハイライト、チークとマルチに使える微細なパウダー。ブランド独自のピグメントが発色を良くし、光を多方面に反射させて、肌を明るく見せてくれる! グリセリン配合で、肌をしっとりさせる効果も。
【ハイライト&チーク】
1、(E)をチークブラシに含ませ、頬骨の高い位置から鼻先に向けて入れることで、顔の中心にピンクのニュアンスが入りパッと華やぐ。
2、 その上から、(F)を頬骨の高い位置に重ねる。繊細な光が骨格を引き立て、立体感を作り出す。また、唇の山となる“M”の部分とあごにも指でトントンとのせることで、自然なボリューム感を演出。
<ローラ メルシエ>リップグラッセ #07 2,860円 商品はコチラから ➤
シアバター、月見草オイル、グレープシードオイル、アロエエキスなどを配合し、唇をなめらかに整えて自然なツヤ感を演出するリップグロス。#07はジューシィな印象をもたらすヘルシーなコーラル。
【リップ】
夏の夜のお出かけには、しっかりルージュを塗った唇というよりは、抜け感とうるおいを演出するグロスをあえてセレクトすると、今っぽく垢抜けた印象に。保湿効果が高いグロスで、唇のうるおいケアも狙って。
ピンクのきらめき――上品な光がチラチラと瞬く目元をアクセントにしたメイクのテーマは“JOYFUL”。とびきりおしゃれをして楽しむ、夏の夜のお出かけをイメージしました。センシュアルな印象や愛らしさなど、様々な女性の表情を引き出す「ピンク」ですが、ともすれば幼い印象にもなってしまう色。アイシャドウのポイントには、甘くなりすぎないグレーのグリッターを含んだ“くすみピンク”と、トレンドのレンガカラーの偏向ラメを選び、アイラインを引く感覚でキラキラの光のラインを目の際に集約させます。このアイシャドウはドライな筆とウェットな筆で使い分けもでき、シアーな質感を出したいときはドライ使用で、色やグリッター感をより強調したいときはウェット使用がおすすめ。今回のメイクのように目の際にライン状でのせるときは、水に濡らした細めブラシを使うと、光の角度で多彩な煌めきを感じさせるとびきりおしゃれなアイラインとなって、偏向パールの美しさを堪能できます。また、ピンクのチークは頬骨の高い位置から鼻先に向けて入れると、上に重ねたシアーピンクのハイライトの効果で、夏の陽射しを受けて火照ったような色っぽい血色感と立体感を強調できます。“かわいい”では終わらない、こなれたキラキラで今っぽい大人のピンクラメを楽しんでください。
「大人の“ラメ”&“パール”の使い方」第三回目は、ブライダルやパーティ、夜のお出かけなど、少しドレスアップしたシーンに映えるメイクをご紹介しました。メイクのポイントとなるのは、<NARS>のハードワイヤードアイシャドー #5346番。深いパープルにピンクやゴールドなどの偏向パールがぎっしり詰まったアイシャドウは、絶妙なくすみ感と多色の輝きを宿す、今っぽいホログラフィック!グラデーションで作る色の濃淡ではなく、あえて“光”だけで作る濃淡(=陰影)こそがアップデートされた大人のラメ使い。派手にならず、子どもっぽくも見えない、こんなラメの取り入れ方で、「ここぞ!」というシーンに取り入れてみてはいかがでしょうか。
* 価格は全て、税込です。
<メイクアップアーティストのご紹介>
AKII
美容学校を卒業後、ロンドン留学を経て03年より独立。大手企業のコスメティックやファッションの広告キャンペーン、国内外のエディトリアルやセレブリティーを手掛けるなど幅広く活躍。経験で培われた確かな技術とクリエイティブな感性で、パーソナルな美しさを引き出す。
撮影/間仲宇(モデル) メイク/AKII ヘア/UCO スタイリング/Michiko モデル/風間エイリ(vithmic)取材・文/山崎尚子 編集/FASHION HEADLINE
ポイント
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