2020.9.11
特集
「もっとメイクが上手になりたい!」そんなメイク好きの人に、meecoで活躍中のふたりのヘアメイクさんから提案です。今月のNEW MEを担当していただいた河嶋 希さんと、10月担当の林 由香里さんのおすすめブラシを教えていただきました。メイクアイテムのテクスチャーやつける部位、仕上がりのイメージに合わせて、たくさんのブラシを使い分けている中から特におすすめを厳選。ブラシの持ち方や使うときのポイント、普段のお手入れなど、ふたりの“ブラシ愛”を語り尽くしていただきました。ブラシから始まる、メイクの“プロ級の仕上がり”をぜひ試してみて!
このところ、リキッドタイプやクリームタイプなどのファンデーションをつけるときにブラシを活用することが増えています。河嶋さんのこだわりは「ゆるやかな斜めカットの<カネボウ>。毛が密になっていてカット面がなだらかなので、広い範囲にも、目の際や小鼻などの細かい部分にもフィットしてキレイに塗れるので、使いやすいですよ。リキッドやクリームのほか、クッションタイプにもOK」。また、ファンデーションは基本的にはパフや手でつける派の林さんは、「<M・A・C>のブラシは、軽く仕上げたいときに使っています。長短の長さの異なる毛を組み合わせているところが絶妙で、ファンデーションが重くならず軽快な仕上がりに」。ファンデーションブラシにも、ぜひトライしてみて。
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<カネボウ>ファンデーションブラシ ブラシケース付 5,500円 商品はコチラから➤
流れるようなカーブの楕円形オリジナルブラシは、豊かな毛量で肌に触れる面が広く、どんな骨格にも密着。「ちょうどよい毛の密度で、フィット感がバツグン。ブラシの毛先をすぼめたりしなくても、細かいところは角を使えばよく、すごく計算された“絶賛モノ”」と河嶋さん。
<M・A・C>#132S デュオ ファイバー ファンデーション ブラシ 6,600円 商品はコチラから➤
合成繊維がミックスされたタイプ。黒い毛でファンデーションやコンシーラーを塗布、白い毛で肌になじませたりブレンドしたりする機能が。「長い毛と短い毛のミックス具合がちょうどよく、ライトな仕上がり。さっと手早くつけられ、ツヤも出るのがいいですね」と林さん。
ベースメイクの仕上げとして、フェイスパウダーをつけるときに使うフェイスブラシ。河嶋さんおすすめの<RMK>は、「空気が入る感じのふわっと丸い形で、すごく肌あたりもやさしいです。粉を含みすぎることもなく、ふわりとした仕上がりに。粉をはらったり、肌を磨くようにしたりして使うことも多いですね。フェイスパウダーだけでなく、チークを広い範囲で入れるときも活用しています」。一方の林さんおすすめの<ローラ メルシエ>は、「独自の曲線カットが顔の凹凸に絶妙にフィットするので、頬の上あたりにポイントでツヤをのせたいときなどに使っています。このフィット具合が気に入っています!」。ブラシの毛の密度やカット具合など、こだわりポイントをよく見て参考にしましょう。
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<RMK>RMK フェイスパウダーブラシ 6,600円 商品はコチラから➤
山羊毛、灰リス毛使用。豊かな毛量でパウダーを均一にフィットさせる。「ふわふわの毛質、エアリーな感じが好き。ブラシの柄も短くて、私好みです。フェイスパウダーにもチークにも両方使えて重宝」と河嶋さん。
<ローラ メルシエ>グロウ パウダー ブラシ 5,060円 商品はコチラから➤
骨格に沿って均一にパウダーをのせることができる、ユニークなシェイプのフェイスパウダー用ブラシ。健康的なツヤのある仕上がりに。「ブラシのカット面が顔の凹凸に添うので、部分的に狙った位置につけやすい。ポイント使いにぴったり」と林さん。
「以前は、チークといえば頬に楕円に入れるのが主流でしたが、今は顔の内側に入れたり小さく入れたり、チークの概念が変わってきています」と河嶋さん。チークブラシは、仕上がりのイメージに合わせて何本かを使い分け。その中で<トム フォード ビューティ>は、「狙った位置にポイントで色を出したいときに使っています。いつものチークにプラスワン。頬の高い位置に小さく入れると視線も上がって、おすすめです」。また、林さんおすすめの<アディクション>は、「密度がしっかりしていながら、毛足も長めなので、ポイント使いにも繊細にふわりと入れるときにも、両方に使っています。1本でどんなふうにも仕上がるので、便利です」。チークブラシは、メイクの仕上がりをイメージして使いこなしたいもの。
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<トム フォード ビューティ>チーク ブラシ 10,780円 商品はコチラから➤
毛量たっぷりで粉含みもよく、肌あたりもソフト。「毛の密度が高く、狙った位置にポイント使いしやすいです。ブラシの毛全体を寝かせるようにして頬に当てるとやさしいつき具合で、毛先を直角ぎみに肌に当てるとポンと小さく、濃い目に入れられます」と河嶋さん。
<アディクション>ブラッシュブラシ 6,600円 商品はコチラから➤
上質な山羊毛の祖光峰と、リスの中でもやわらかな灰リス毛をブレンド。ふんわりしていながら軽いコシがあり、チークが均一にムラなくフィット。円を描くようにしてスライドさせて使うと、より輝きがアップ。「全体に丸いカットで毛足はやや長め、密度も高めなので、部分的にも広範囲にも使えて重宝」と林さん。
美しいグラデーションや目の際の色のさし方など、繊細さが要求されるアイシャドウブラシ。全部のブラシに共通することですが、ブラシを持つときの手は、ふたりとも“ペン持ち”。なかでも、柄を短めにして持って使うというのが河嶋さん。デリケートな目もとの肌に使うアイシャドウブラシは、特に気を遣います。「<アディクション>は毛足が長めですが、先端が鋭角的でシャドウラインに入れるときも、目の際にもキレイに入れられます。ブラシの向きを変えたり、寝かせたりするとアイホールにも使えて、実は重宝。<ナーズ>はベーシックなタイプで、まぶたのカーブを選ばずムラなく塗れます」。一方の林さんは、「<アディクション>は、毛足が短めなので、ポイント使いに活用。目の際に入れて、そのままぼかしもできるので便利です。<ベアミネラル>は、ブラシのカット具合がちょうどよくまぶたのくぼみにフィットして使いやすいですね。自然な立体感がつくれます」。細かいディテールにこだわったアイシャドウブラシで、アイメイクをプロ級の仕上がりに!
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<アディクション>アイシャドウブラシ P 4,180円 商品はコチラから➤
先端が尖ったフォルムで、アイホール全体にもまぶたのくぼみにも、のせたいところにぴったりフィット。「先端が細めのカットで、全部の面や角を使うと細くも太くも、濃くも淡くも入れられて便利」と河嶋さん。
<ナーズ>アイシャドーブラシ #40 4,840円
セーブル毛使用、アイシャドウを均一にのせることができる。「初心者にも使いやすいベーシックタイプ。まぶたにムラなく、キレイに色がのります」と河嶋さん。
<アディクション>アディクション アイシャドウブラシ D 03 3,960円 商品はコチラから➤
白鳳堂の合成毛を使用。毛先に厚みをもたせたラウンド形状でブレンドしやすく、ぼかしが自然でキレイ。しっかり発色させたいときや、アイライナーをブレンドするときにも使える。「短めブラシで、目の際のポイントはもちろん、広い範囲にもぼかすことができて使いやすい」と林さん。
<ベアミネラル>ディテール シェイダー ブラシ 3,080円 商品はコチラから➤
コシのある平筆ブラシで、カラーをしっかりのせることができる。平たい部分でトントンとのせるのがコツ。コンシーラーにも使えて重宝。「毛先のほどよいラウンドカットで、まぶたのくぼみにほわっとフィット。自然な立体感が演出できます」と林さん。
“顔の額縁”と言われる眉は、特に気合が入るパーツ。さらにまつ毛の繊細な仕上がりも、こだわりのブラシが活躍します。まず河嶋さんのおすすめから。「<アディクション>は、もう3回ぐらいリピートしている超お気に入り。太めですが、シュッシュッと手早くキレイに描けるので、眉のベースづくりに。名品です! <ローラ メルシエ>は、やや固めでブラシの間隔がちょうどよく、毛をキャッチしてとかしやすい。これは2本持っていて、1本は眉用、1本はマスカラのコーミング用に使っています」と河嶋さん。また、林さんおすすめの<RMK>は、「毛質がちょっと硬めなので、まつ毛をとかすときに使っています。まつ毛をパリッとセパレートしやすいのがお気に入り」。細部へのこだわりが生む、プロのメイクに少しでも近づけそうな眉やまつ毛のブラシ選びを参考に!
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<アディクション>アイブロウブラシ 3,850円 商品はコチラから➤
弾力、コシ、肌のバランスが絶妙な仕上がり。眉にからみやすい毛質で、描いた眉をふんわりぼかすのにぴったり。使う角度によってシャープなラインも描け、縦に使うと眉尻も簡単に描ける。「これだけでメイクの格が上がる名品!」と、河嶋さん絶賛の一品。
<ローラ メルシエ>ブロウグルーミング ブラシ 1,320円
スクリュー状のブラシは、眉毛の毛流れを美しく整えるほか、アイブロウのあとにぼかしてナチュラルに整えることもできる。また、マスカラの仕上げのコーミング用にも。「2本持ちで、眉用、まつ毛用と使い分けています」と河嶋さん。
<RMK>RMK スクリューブラシ 880円 商品はコチラから➤
眉を自然な印象に仕上げたり、まつ毛をセパレートしたりするときにお役立ち。ナイロン使用。「まつ毛をとかすのに使っています。硬めなので1本1本セパレートしやすく、簡単にぱっと扇状のまつ毛に」と林さん。
どのブラシもなくてはならない、大事な仕事道具。さらに、その中から今いちばん気に入っているこだわりブラシをリサーチ。河嶋さんの<ルナソル>のチップは、「実はチップを出しているブランドが少なくて困っていたところ、最近出会えてラッキー。小チップと大チップのレフィルが付いていて、 ヘッドが取り替えられるのが便利。グリッターやパールなど、このところテクスチャーに特徴があるアイカラーも多く、これで狙った発色が出せて助かっています」。また、林さんおすすめの<スック>のリップ ブラシは、「ブラシの質感といい、細さといい、薄さといい、ちょうどいい感じです。リップブラシもいくつか使い分けていますが、これは繊細なリップラインを描くときに活用しています。リップラインのエッジも鋭くなりすぎず、エレガントに仕上がります」。ふたりのブラシ愛を受け止めて、メイク上手を目指しましょう!
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<ルナソル>アイシャドウチップN レフィル付き(大チップ1個・小チップ2個) 1,650円
目もとの曲線にフィットする、しなやかで弾力性のあるウレタン素材のチップで、肌あたりがやさしい。レフィル付きが便利。「探し求めてたどり着いたチップ。マットやグリッター、パールなどのアイシャドウが粉落ちしにくく、ぴったりついて◎」と河嶋さん。
<スック>リップ ブラシ L 5,500円
上質なイタチ毛使用。平筆で唇にフィットしやすく、口紅をしっかりのせることができる。「細めで薄め、やや硬めの毛質で繊細なリップラインが描けます。リップの山もエッジが立ちすぎず、エレガントで思い通りに仕上がる」と林さん。
ブラシは消耗品とはいえ、お手入れ次第で長持ち。河嶋さんと林さんも仕事が終わったらすぐにティッシュで拭ったり、揮発性のブラシクリーナーでクレンジングしたり、常にキレイな状態をキープしています。さらに、週に1度〜月に1度は専用のクレンジング剤か中性洗剤で水洗いして、きちんと乾かしているとのこと。ブラシの買い替え目安は、河嶋さんは「毛先が開いてきたタイミング」で、林さんは「メイクアイテムの油分や粉がブラシに蓄積して、洗っても落ちない=重いと感じたとき」と、それぞれ。道具を大切にするふたりに見習って、meecoスタッフが選んだブラシクリーナーでブラシを常に良い状態に保ち、メイクの腕を磨きましょう!
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<ベアミネラル>ベアミネラル ブラシ コンディショニング シャンプー 120mL 3,080円 商品はコチラから➤
ブラシ用の液体シャンプー。月に1〜2回程度のお手入れがおすすめ。1円玉大を出して軽く泡立て、ブラシの毛をほぐすようにして洗い、汚れが落ちたら水でよくすすぐこと。その後、ブラシを軽く押さえるようにして水分を取り除いて、毛先を整えて乾かして。
<ベアミネラル>ベアミネラル クイック チェンジ ブラシ クリーナー 110mL 1,980円
速乾性のブラシクリーナー。ティッシュに1〜2プッシュ分振りかけ、ブラシをティッシュにあててくるくる。ブラシがキレイになったら、最後に何もついていないティッシュで水分を拭き取ること。河嶋さんもお気に入り。
<メイクアップフォーエバー>ブラシクレンザー 140mL 2,530円 商品はコチラから➤
アルコールフリーの揮発性オイルで、洗い流す必要がないブラシクレンザー。ウォータープルーフや濃いメイク汚れも落ちやすい。天然毛にも化繊毛にも使えて便利。コットンやティッシュに含ませてブラシの汚れを拭き取り、仕上げに乾いたティッシュで拭き取って使う。
<M・A・C>ブラシ クレンザー 233mL 1,980円 商品はコチラから➤
水なしで使えるタイプで、ふだんはティッシュに適量を浸してブラシを軽く拭く。週に1度くらいを目安に、クレンザーをカップに入れて洗浄。水かぬるま湯ですすいで、形を整えて日陰で乾かす。河嶋さんもお気に入り。
<ボビイ ブラウン>ブラシ クリーニング スプレー 235mL 3,960円 商品はコチラから➤
オイルフリーのスプレータイプのクレンジング。ティッシュに2プッシュ分スプレーし、ブラシの汚れをやさしくぬぐいとるようにして使用。すばやくブラシが乾燥するので、続けて異なる色をつけるのに便利。
*価格は全て、税込みです。
商品撮影/久々江 満 構成・文/STRIPE
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