2022.4.22
特集
気温も上昇、まぶしい日差しに目を細めたら、気分は夏! さっそく、夏のトレンドメイクにトライしませんか。夏の限定色をはじめ、2022年の新色を使ったメイクを人気ヘアメイクの岡田知子さんがレクチャー。ブラウン系の目もと×オレンジリップでグラマラスに? それともコーラル系の組み合わせでネオロマンティックに? どちらも透け感と輝きのある、くすみ系の色を取り入れるのが岡田さんのこだわりです。さあ、この夏の旬顔で気分を上げていきましょう!
ヘア&メイクアップアーティスト
岡田 知子さん (オカダ トモコ)
デイリー感がありながら、今どきの洒落顔を生み出す人気のヘアメイク。モデルや女優からの信頼も厚い。
「内にこもっていた気分を、この夏は上げていきたいですよね?」と言うのが、ヘアメイクの岡田知子さん。そのために必要なのが“キラキラ、カラフル”です。「まず、キラキラの定義が変わってきていると感じます。これまでのようなギラギラしたグリッター感で肌を覆うのではなく、自分の肌が透けて見える軽さがあるキラキラが主流に。ラメ感がとても繊細で、カラフルな色を取り入れても派手すぎることがないんです」(岡田さん)カラフルといっても、岡田さんのこだわりは “くすみ系カラフル”。「ピュアな発色のカラフルだと尻込みしそうだけど、ちょっとくすんだ色のカラフルなら取り入れやすいと思います。今期は透け感のある“くすみ系カラフル”が多く、たくさんの色を組み合わせてもしっくりなじみます。なにより “キラキラ、カラフル”って、気分が上がるでしょ?」(岡田さん)トライしたいサマールックは、ブラウン系の目もと×オレンジリップのグラマラスメイクと、コーラル系を組み合わせたくすみカラフルなネオロマンティックメイク。今こそ、夏の旬顔を楽しんで!
「2000年代の“イケイケ感”を今年っぽくアレンジしてみました」と岡田さん。ポイントはブラウン系のグラデーションが美しい<トム フォード ビューティ>のアイシャドウに、<RMK>の繊細な光のゴールドのアイライン。<M・A・C>の黒マスカラで目もとを引き締め、リップは<セルヴォーク>のマット系オレンジをオーバーリップぎみに描いて、グラマラスに。「目もとを強調したメイクなので、チークは<アナ スイ コスメティックス>を頬にほわっと広げて、抜け感をつくるのがコツです」(岡田さん)
POINT
すっとした切れ長の目が印象的なグラマラスメイク。決め手は太めのアイラインです。まず、<トム フォード ビューティ>のアイシャドウのaをアイホール全体に、bをチップ幅に、cを目尻に強めに入れて、dを下まぶたにオン。次に<RMK>のゴールドのアイライナーをチップ幅くらいに目尻までしっかり入れて、<M・A・C>の黒マスカラを上まつ毛につけて引き締める。「アイライナーはアクセサリーのつもりで、思いきり太めに入れて楽しんで」(岡田さん)
(画像左から)
クリーミーさを兼ね備えたテクスチャーで、肌にぴたっとなじんで一度塗りでも美しい発色。#36 タイガー アイはシャンパンカラーからシエナカラーまで、温かみのあるブラウン系のグラデーションが使いやすい。
<トム フォード ビューティ>アイ カラー クォード C #36 タイガー アイ 10,890円 商品はコチラから ➤
透明感のあるくすみ色と、きらめく光を掛け合わせたクールな輝きのリクイドアイライナー。#08 エイジドカクタスは、ブロンズ&ゴールドパールをちりばめた、リッチで深みのあるカーキ。
<RMK>RMK インジーニアス リクイドアイライナー EX #08 エイジドカクタス 3,080円 商品はコチラから ➤
小さめサイズのブラシでまつ毛を1本1本とらえて美しくセパレートし、ボリュームと長さ、カールが続く。くっきりと立体感のあるまつ毛に。
<M・A・C>M・A・C スタック マイクロ マスカラ 3,960円 商品はコチラから ➤
■2022年4月29日(金・祝) 発売
POINT
「目もとを強調したグラマラスメイクは、チークで抜け感を演出することが大事です」と、岡田さん。<アナ スイ コスメティックス>のチークは1回分を出して頬骨の高い位置に置き、スポンジでポンポンと頬全体にやさしく広げて自然な血色感に。
ソフトフィットゲル*を配合したスポンジチークは、薄膜で肌になじみ、じゅわっと上気したような血色感を演出。本体のダイヤルを回すと1回分が出て、スポンジをそのまま肌に当てて使えるのも便利。#400はレッドパール入りのブラッディレッド。
*:(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
岡田 知子さん
ピュアに頬が染まる感じで、簡単に可愛く見せられるチークです。下地をつけた後、ファンデーションの前に仕込みチークとしても使え、ひとつあるといろいろ活躍しそう。
POINT
リップは、<セルヴォ-ク>のマットタイプをセレクト。チップに色をとり、オーバーリップぎみに描いてちょっとセンシュアルに。「最後に指でポンポンとなじませると自然な仕上がりになります」(岡田さん)
鮮やかな発色と色移りしにくいフィット感が魅力のマットリップ。植物性オイル(保湿成分)などにより、うるおいとサラッとした仕上がりが続く。#06 ヘンナは、オレンジとブラウンの間のようなアーシーなカラー。
岡田 知子さん
オレンジにもブラウンっぽくも見えて意外と肌なじみがよく、洒落感のある色が今年らしい。マットタイプでも透け感があるので、色っぽさと清潔感の両方を兼ね備えておすすめです。
「ピュアすぎない、ちょっとくすんだ発色の色選びで新しい可愛らしさ、ネオロマンティックを目指しました」と、岡田さん。<ジルスチュアート>のコーラルベージュ系のアイシャドウに、<ベアミネラル>のメタリックなアイライナー、<SHISEIDO>のネイビーのマスカラ。<THREE>のチークはピンクの回りにピーチを広くぼかしこんでふんわりさせ、<スック>のピンク系リップはラフにつけて愛らしく。「くすみ系カラフルな色を多く使っているのですが、オレンジとピンクの中間のようなコーラル系でまとめているので、優しげな印象に」(岡田さん)
POINT
まず<ジルスチュアート>のアイシャドウは、5色を駆使。aをまぶた全体にベースとしてつけ、bを目頭、cをまぶたの中央、dを目尻に横グラデーションをつくり、eを下まぶたにつける。「これで目もとに立体感が生まれ、フレッシュな印象に」(岡田さん)さらに、<ベアミネラル>のアイライナーで下の目にインサイドラインを入れ、<SHISEIDO>のマスカラベースを上下につける。「マスカラは黒だと強すぎるので、ネイビーで洒落感をアップして!」(岡田さん)
(画像左から)
光で透けた花びらを重ねたような繊細な彩りと、透明感のある仕上がりが魅力のアイシャドウ。中央の色をベースに使うと密着感が高まり、キレイな色が持続。#10 singing pansyは夏限定色のコーラルベージュ。
<ジルスチュアート>ジルスチュアート ブルームクチュール アイズ ブルームドロップ (限定品) #10 singing pansy 6,380円 商品はコチラから ➤
涙や汗、皮脂にも強いウォータープルーフ、スマッジプルーフ処方のペンシルアイライナー。#コッパ―は、メタリック感が美しい夏の新色、コッパーブラウン。
<ベアミネラル>ミネラリスト ラスティング アイライナー #コッパ― 2,750円 商品はコチラから ➤
汗、皮脂、涙にもにじみにくいウォータープルーフ処方のマスカラベース。カールキープにも優れ、ぱっちりまつ毛をキープ。クリアネイビーカラーで、マスカラとしてもトップコートとしても使えて便利。
<SHISEIDO>SHISEIDO マスカラベース インク 3,300円 商品はコチラから ➤
■2022年5月1日(日) 発売
岡田 知子さん
<ジルスチュアート>のアイシャドウは、繊細な色みと透明感で重ねても濁りがなくキレイ。コーラルベージュの組み合わせは肌になじみやすく、オンにもオフにも使えそう。<ベアミネラル>のアイライナーは、この夏注目したいメタリック感を重視。インサイドに入れることでうるみ目を演出でき、目力アップも! <SHISEIDO>のマスカラベースは光に当たるとブルーみが際立ち、ツヤ感があるのもよいですね。
POINT
チークは<THREE>のピンク×ピーチの配色で甘さを出すのがポイント。最初に左のピンクを頬骨の高い位置よりやや内側に指でつけて少し広げ、それを囲うように右のピーチをブラシで頬全体に広げる。「練りタイプのピンクとパウダーのピーチを重ねることで自然な血色感と、立体感が演出できます」(岡田さん)
左はクリーム、右はパウダーと、ふたつの色と質感を重ねることでふわりと発色するチーク。クリームで血色感を仕込み、パウダーで透明感とツヤ感をプラス。#03 ROAM FREEは、ピンク系×ピーチの組み合わせ。
<THREE>THREE ブロウンアウェイ ブラッシュデュオ #03 ROAM FREE 4,180円 商品はコチラから ➤
岡田 知子さん
色と質感を組み合わせて自然な血色感とツヤが演出できるので、重宝しています。重ねる位置をずらしたり、頬につける範囲を工夫したり、いろいろ試してください。
POINT
ネオロマンティックならでは、ピンク系のリップもほんの少しくすみ系を選ぶのがポイント。<スック>のリップは、唇に直づけして輪郭を描き、中を塗りつぶす。「鏡を見なくてもメイク直しができるほど自然ななじみカラーです」(岡田さん)
唇にツヤとうるおいを与えるリップの、夏の限定色が誕生。#123 灼果 -SHAKUKAは、果汁のようなフレッシュ感が魅力。
<スック>モイスチャー リッチ リップスティック (限定色) #123 灼果 -SHAKUKA 5,500円 商品はコチラから ➤
■2022年5月6日(金) 予約販売
■2022年5月13日(金) 発売
岡田 知子さん
リップバーム代わりに使えそうなほどのしっとり感がお気に入り。ツヤとうるおい感でみずみずしさが演出できて、夏にはぴったりだと思います。
*価格はすべて税込です。
*数に限りのある商品がございます。品切れの際はご容赦ください。
撮影/目黒智子 ヘア&メイク/岡田知子 (TRON) スタイリスト/木下夏実 (DRAGON FRUIT) モデル/月山京香 構成・文/STRIPE
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岡田 知子さん
<トム フォード ビューティ>のアイシャドウは、全色活躍するからブラウンのパレットをアップデートしたい人にもおすすめです。<RMK>のアイライナーは、くすみニュアンスと絶妙なゴールドの発色で可愛さもあり、大人にも似合う色。<M・A・C>のマスカラは束感がキレイに演出でき、久しぶりにまつ毛を“盛りたい”人に良さそう。