2023.1.18
特集
トレンド感のある春新作コスメ&人気のデパコスアイテムを使って、マンネリ化したメイクを春らしくアップデート! モデルさんの普段メイクのテクニックも参考にしながら、今年らしい装いになれるメイクルックをご紹介します。さらに、ベースメイクやアイメイク、リップメイクなどにまつわるお悩みにもフォーカス。この記事を参考に、ぜひ春メイクを楽しんでみてくださいね。
メイクアップ アーティスト
平山竜巳さん (ヒラヤマ タツミ)
2010年、メイクアップアーティストとして活動をスタート。国内外での活動を経て、イセタン ミラーのメインビジュアルのディレクションを担当。一人ひとりが持つ魅力を最大限に引き出すコスメセレクトとメイクテクニックが魅力で、モデルからの支持はもちろん、メイクのタッチアップを懇願する女性が後を絶たない。今注目の人気メイクアップアーティスト。
「元々のメイクのプロダクトの濃度は濃いような気がします。 色味を淡くしながらも、メイクをしてる感がしっかりと出ること。デザインとして成り立つようなメイクを考えました。
今回のスプリングメイクの最大のポイントはベースがイキイキして見えること。そして、ポイントメイクは濃すぎずともしっかり色が立ってくること。春のトーンに合わせたカラーアイテムを使ったメイクを施しました。
雰囲気はナチュラルなんだけど、ほんの少しの技を仕込むことで十分華やかに仕上がる。色の彩度はスプリングに合わせながら、見せ方や組み合わせ方で変えていく。リアルに取り入れやすいメイクを提案していきます」(平山さん)
(画像左から)
紫外線や乾燥などのダメージから肌を守り、明るく澄んだ肌に仕上げる美白*化粧下地。なめらかで抜けるような透明感のある肌に。
*:メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
<クレ・ド・ポー ボーテ>ヴォワールルミヌ [医薬部外品] 30mL SPF38・PA+++ 7,150円 商品はコチラから ➤
粉雪のように軽く透明感のある仕上がりに。触りたくなるようなツヤ肌へ導きます。
平山 竜巳さん
「冬ってファンデーションをつけにくい時期ですよね。まず第一に、スキンケアで肌を整えることが重要かなと思います。次に、アイテム数を最小限にすること。いくつものアイテムを重ね付けすることで、崩れて見えたりする原因になることもあるので、アイテムを絞ってベース作りをするのがおすすめです」
「今村さんご自身もファンデーションが合わず、下地+パウダーだけで仕上げることもあるとおっしゃっていましたが、アイテム数が少ないに越したことはありません。下地だけでトーンを上げたり、肌を整えられたりするならそれだけで仕上げるのがベスト!
<クレ・ド・ポー ボーテ/cle de peau BEAUTE>の下地は、ふんわりとピンクのヴェールを纏えるアイテムで、くすみをとりトーンを上げやわらかそうな肌を作ってくれます。
<シン ピュルテ/Sinn Purete>のパウダーは、肌の表面でフワっとパウダーが滑り、ハイライトを入れずとも顔に艶感をもたらしてくれるアイテム。粒子が細かいので、肌表面が割れて見えにくいんです。
普段のベースメイクの工程でいう、下地+ファンデーション+パウダー+ハイライトを仕込むと厚みがかなり出やすいので、それをミニマムにするという意味でも、下地+パウダーで終わらせてもいいのかなと感じます。ハイライト効果もあるのでこの2つで完結できます。パウダーは、大きめのブラシで全体に塗布したあと、ハイライトゾーンに重ね塗りしたり、細かいブラシでリップピークに立体感を出したりしています」(平山さん)
ツヤ肌が持続するリキッドファンデーション。薄づきでも高いカバー力を実現し、重ねてもムラにならず崩れにくい特徴があります。
<シン ピュルテ>アンビシャスビューティーセラムファンデーション (明るいベージュ) 30g 6,600円 商品はコチラから ➤
<シン ピュルテ>アンビシャスビューティーセラムファンデーション (やや明るいベージュ) 30g 6,600円 商品はコチラから ➤
「鼻周りの赤みが気になるなどどうしても下地+パウダーでは物足りず、カバー力を必要とするのであれば、艶感がキレイなファンデーションをプラスしてあげてみてください。
<シン ピュルテ>のファンデーションは、みずみずしいテクスチャーでありながらカバレッジがすごく高く、肌負担が少なく使えます。コンシーラーのようにポイント使いしてあげてもよいと思います。艶感のあるベースメイクがお好きなタイプな方にもおすすめです」(平山さん)
(画像左から)
クリームでもパウダーでもないアイシャドウ。半透明のカラーパールで、まぶたの肌感を生かしながら輝かせます。まぶた全体に馴染ませることでフェミニンな目もとを演出。
<UNMIX>UNMIX アイリッドニュアンス ローズ 2,860円 商品はコチラから ➤
コシのあるフェルト筆で、しなやかに太くも細くも自在な太さで目もとに引けるアイライナー。お湯落ち処方です。
<スック>ニュアンス アイライナー 04 ボルドー 3,300円 商品はコチラから ➤
■2023年1月13日(金) 予約販売
■2023年1月20日(金) 全国発売
さりげない存在感を与えるシアーブラックのマスカラ下地。美しいカールを24時間キープ。
<アディクション>アディクション ザ マスカラ プライマー カール フィクサー 001 Sheer Black 3,300円 商品はコチラから ➤
濃密でツヤのある発色が特徴。セパレートしながら自然なボリューム感のあるまつ毛に仕上げます。水や皮脂に強いウォータープルーフ処方。
<スック>アイラッシュ マスカラ ウォータープルーフ (限定品) #107 ニュアンス ボルドー 4,730円 商品はコチラから ➤
■2023年1月13日(金) 予約販売
■2023年1月20日(金) 全国発売
ブラウンレッドニュアンスを纏ったプラムブラウンのアイブロウパウダー。力強さと柔らかさを兼ね備えた絶妙カラーで、さりげなさと存在感を演出してくれます。ふんわりと仕上がりナチュラルな印象に。
今村 朱里さん
「普段のアイメイクは、ピンク系のアイシャドウが多め。目周りはブラックのリキッドアイライナーと、ブラウンのペンシルを2色使ってメイクしています。アイラインを引いたことで逆に目が小さく見えてしまわないように意識していますが、色も工程も定番化してしまい、春らしさの取り入れ方がいまいち分かりません」
平山 竜巳さん
「今まで、ブラックやブラウンカラーを使って引き締めていたところを、濃淡を付けながらカラーアイテムで引き締めていくとトレンド感が出せます。パキッと色を出していたまぶたはモヤモヤっとさせ、引き締めを抑えてみても良いかもしれません」
「アイラインって良くも悪くも、雰囲気が変わるメイクのひとつだと思っています。ラインがマストで必要な方はスタイルの振り幅が取りにくかったりするので、一度、ラインを引かないでメイクが成立しないか考えることもおすすめ。ですが、目力がマストで欲しい方は引き締めのポイントにカラーアイテムを加えてみてください。
<スック/SUQQU>のライナーは、名前の通りニュアンスカラー。線として引くのではなく、アイシャドウをブラシでぼかしこむような感覚でキワに印象を与えることができます。
春は、ほんのり色をくすませたようなモーヴカラーがトレンド。抜け感がグッと出ます。まつ毛のキワを埋めてあげながら、目の中心が一番高くなるようにトントンと筆先を置くような感じで、輪郭をぼかすようなイメージで色をのせてあげてください。
<UNMIX/アンミックス>のアイシャドウは、アイホール全体に塗り、先の細いブラシで下まぶたにも入れています。このアイテムはすごく色合いが上品であることと、可愛さだけじゃなく大人っぽさも演出できる絶妙なカラーなんです。さらに、グリッター感はありながらも色が深すぎず扱いやすい。アイラインとマスカラとの色のバランスも絶妙です。
まつ毛は、カールキープがしづらいと今村さんがおっしゃっていたので<アディクション/ADDICTION>のフィクサーを仕込んでいます。
<スック>のマスカラは抜け感のあるボルドーカラーをチョイス。顔を正面から見たときに、アイシャドウ、アイライナー、マスカラが同系色で重なっていく濃淡でデザインしています。
<セルヴォーク/Celvoke>のアイブロウは、使えば使うほど面白いなと思うアイテム。一見、今村さんのようなしっかりめの眉の方には選ばない質感・色味なのですが、ゴールドはブラウンの延長線上なのでシアーに映し出してくれるんです。色が入りすぎたり、眉が浮いて見えたりもせずに抜け感が出せる! 粉質やグリット感が自然になじみます。髪色に近づける程度に、ふんわり全体に色を入れています」(平山さん)
(画像左から)
ソフトな陰影で骨格を美しく引き立てるカラーと、にじみ出るような血色感を出せるカラーの2色セットのチーク。自然な立体感を演出してくれます。
<ルナソル>カラーリンググレイズ EX07 Spring Haze (限定品) 6,820円 商品はコチラから ➤
■2023年1月20日(金) 発売
クリーミーな塗り心地とパウダリーな仕上がりを両立した、新感覚のテクスチャーリップ。軽やかでありながら高発色で、潤い感と膜感が唇に均一にフィットします。モーブ感のある、甘さ控えめのローズウッドブラウンカラー。
<RMK>RMK ザ マット リップカラー #ムーディ ローズウッド 3,850円 商品はコチラから ➤
ケア効果と洗練された色&艶を両立するリップ。素の唇が元からキレイであるかのような血色感と、ヘルシーな艶感を纏えます。うるおいをしっかり閉じ込めふっくらとした唇に。透明感を与えるクリアパープルカラーです。
<スック>トリートメント ラッピング リップ 101 白菫 -SHIROSUMIRE (限定品) 4,400円 商品はコチラから ➤
■2023年1月13日(金) 予約販売
■2023年1月20日(金) 全国発売
今村 朱里さん
「チークは塗るのがあまり得意ではなくて…。浮いているように見えてしまって“、THE チーク感”が出てしまいます。あとは塗る位置もちょっと迷ったりすることも」
平山 竜巳さん
「肌が白くて綺麗でいらっしゃるので、あえてチークとして入れるのではなく、シェードとして使えるようなアイテムを選ぶといいかもしれません。肌のやわらかいところに骨格を作るイメージです。リップは普段どう塗られていますか?」
今村 朱里さん
「リップは濃い色を唇の中央に忍ばせてからグロスを重ねて、2色使いしています。自分の定番カラーが決まってしまっているので春らしさが欲しいなと思います」
平山 竜巳さん
「2色使いは春らしさを作れるポイントのように感じます。そのHOW TOを生かしながら、普段お使いになられないような質感の異なる2色を組み合わせて春らしく仕上げていきます」
「左のシェーディングカラーを外側から内側に、斜め上から下に向かって角度をつけながらブラシで入れます。春らしいやわらかい色合いでありながら、引き締め効果があります。
次に左のペールトーンのパウダーを、頬骨の下のくぼみのアウトラインを削るようなイメージで頬の高い位置にほわっと、丸みを加えるような形でやわらかく忍ばせています。
リップは、今村さんが2色を使われているとのことで、こだわりを持ってメイクしていらっしゃるなと。僕自身もその塗り方は春にぴったりだな、と学ばせていただきました。
普段、濃いめのリップがお好きな方がメイクを春らしくしたいと思ったときに、なかなか春めきにくかったりするんですよね。そんなときは、こうして2色使うことでうるうるっとボリューミーに、そして抜け感が出てやわらかい雰囲気を作れるんです。
<RMK>のリップは高発色かつマットで落ちにくいリップ。指でトントンとのせ、唇をんまんまっと重ねてなじませて。中央のみ、薄くトントンと重ねています。
そこに<スック>のトリートメント ラッピング リップを重ねて、輪郭をぼかしています。このグロスは色がつくというより、唇をラッピングして色の変化を楽しめるもの。重ねたときの色の変化が面白いんです。濃いめのリップと重ねて密着感を高めることができます」(平山さん)
新作アイテムはもちろん、お手持ちのアイテムでも実践できるメイクルックをご紹介しました。お悩みカバーのコツも参考に、ぜひメイクをアップデートされてみてくださいね!
*価格はすべて税込です。
*数に限りのある商品がございます。品切れの際はご容赦ください。
*2023年1月18日現在の価格です。価格が改定となる場合がございます。
モデル撮影/花村克彦 商品撮影/金野圭介 ビジュアルデザイン/tsuda (suicchi) メイク/平山竜巳 ネイル/山田美侑 ヘアスタイリスト/後藤晃成 モデル/今村朱里 ディレクション/平山竜巳 構成・文/又吉樹菜
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今村 朱里さん
「ベースメイクは、時間が経つにつれてメイク崩れが気になります。特にファンデーションとの相性が悪くて。小鼻の周りや頬の赤みが気になるのでカバーしようとすると、肌が乾燥して表面が割れてきてしまいキレイに仕上がらないのが悩みです」