＜ELLA K＞の作品は、過ぎ行くはかない一瞬、遠くの地への旅の断片、そして自分自身の発見をテーマにしています。

女性調香師ソニアとパートナーのオリヴィエは旅の思い出を美しい香水、詩やスケッチに変えて行く。それは美と、多様な世界への賛歌であるという。

「アルタイのメロディー」
風が私を運んでいく。“ゲル”の木陰でしばしカバンを置いて、まるで夢を見ているような、アルタイの巨大な景色に見とれる。馬に乗ったカザックの遊牧民が黄昏の草原を全速力で駆け抜けていく。 炉辺のパチパチと燃える火の音があなたのぬくもりと匂いを思い出させる。

香りは、動物的本能の目覚め、自然に戻るイメージで、スチラックスやレザーが香る。

＜ELLA K＞とは、架空の女性。彼女は旅をし、ポエムを書き、香りを提示します。
＜ELLA K＞とは旅へのいざない。遠くへ行く旅、感覚的に常に何らかの発見のある旅があります。しかし家に戻ってきてから私たちの本質を問いたくなるもの。魂に訴え、自己を発見させる＝見つめなおさせる旅というものもあります。今度はインナートラベルへと導くものとなります。
自分を知るために、大胆になり、自分の限界を超えていくような旅へいざなってくれます。