体現するのは、雨のしずくがめぐる冒険。私たちを自然の中へといざなう、鮮烈なまでにフレッシュなフレグランスです。
しずくが咲き誇るカラフルな花々と出会うと、濡れた花びらが一斉に香りを放ちます。その中で存在感を放つのは、「ア ドロップドゥ イッセイ」を象徴するライラック。ダマスクローズと絡み合うことで、新鮮でやさしい、さわやかなフローラルが香り立ちます。ポエティックな旅は、しずくが樹木へとたどり着いて終わりを告げます。凛としたシダーとなめらかなサンダルウッドアコードの豊かな芳香が立ち現れると、崇高にも思えるほどのフレッシュな感覚がホワイトムスクのやわらかいベッドの上に広がり、その余韻が漂います。
今回の旅もしずくのかたちをしたボトルで登場。深い空を思わせるアズールブルーから風に吹かれる野草のような鮮やかなグリーンまで、自然の色彩からインスパイアされた幻想的なカラーです。

三宅一生は、伝統と革新、大胆さと繊細さの両極を行き来しながら、常に本格的なクリエーションを追求しつづけてきました。彼のデザインの発想の源は、自然や日常の生活、幅広い分野で活躍する人々との出会いであり、世界中の多様な文化をミックスして、独創的なものづくりを発展させてきました。 香水においてもその姿勢は変わらず、生活と調和し、誰もが楽しめる普遍的な香り、驚きと歓びをもらたす香りの創造をつづけています。