【Collection KIMONO】着物へのオマージュ
“きもの コレクション”は、日本の伝統衣装である着物へのオマージュとして作られました。
誰をも魅了する美しい色彩と、それぞれの着物に秘められたストーリー。その魅力と物語を香りに託したのが、“きもの コレクション”のオードパルファンです。かつての人々が纏う着物に香を焚きしめていたことから、“きもの コレクション”の素材は、香の原材料となるもの（白檀、丁子、沈香など）が選ばれています。

【KIMONO KAZE/きもの かぜ】心静かに
「きもの かぜ」は、静かな茶室の中で聞く風の音から生まれた香りです。ささやくように優しく、ときに、嵐のように激しく大空を駆け抜ける風。
心静かにその音に耳を傾けると、私たちは深遠なる静けさに包み込まれます。軽やかかつ荘厳な風の存在感を、松の葉、杉、ひのき、ベチバーで表現しました。「きもの かぜ」は、ある午後、京の都で開かれた茶会に集まる人々の、洒脱なたたずまいを感じさせる香りです。

香調：リファインド・アロマティック・ベチバー
トップ：ゆず、松の葉、緑茶の葉
ミドル：ジャスミン、オリバナム、サイプレス
ラスト：シダーウッド、ベチバー、オークモス、ムスク

「自然に従い、芸術に従う」贅をつくした日本の香り
巡る季節、時を待って咲き誇る花、降り注ぐ太陽の光…変わらない自然の美しさと、そこから生まれた感情や思い出を主題として、ミヤ シンマの香りの数々は作られています。すべての香りが、天然香料が持つ本来の魅力を引き出すべく処方がなされ、こだわりの素材をおしみなく使った贅沢の極み。限りなくシンプルなテーマの中に、無限の芸術の可能性がたくされています。クリエーターの新間美也は、パリで運命的に出逢った香水の世界に身を投じます。
香水瓶には、まるで半紙の上に描かれたように香水名がデザインされ、シンプルながらもオリジナリティ溢れる独自のスタイルを築いています。ディテールにまで繊細さを宿らせたミヤ シンマの香水は、制作への思いを綴ったミヤ シンマのメッセージを添えて、美しい黒漆の箱に大切に収められています。