これは、コジモ3世・ディ・メディチと、彼が愛した“ストゥッファ・デイ・ムゲリーニ”の、恋に落ちた物語。
太公の五感を揺さぶったジャスミンは、1688年にゴアからもたらされた特別な品種でした。それは古典的なジャスミンではなく、小さなバラに似ていました。コジモ3世は、このジャスミンのために特別な温室を作らせ、領地全域での栽培を禁止し、彼の信頼する植物学者だけが、カステッロのヴィッラ・メディチにある秘密の”ストゥファ・デイ・ムゲリーニ”つまりゴアのジャスミンのために作られた暖かな温室で、この品種を栽培することができたのです。ベルガモット、タンジェリン、ピンクペッパーがトップノートに香り、ハートノートで、サンバック・ジャスミン・アブソリュート、ゼラニウム、イランイランがミステリーを盛り上げる。ラストは、シダーウッドとムスクが温室全体の開放感を演出します。

香調：フローラル－スパイシー－ウッディ、トップ：ベルガモット、タンジェリン、ピンクペッパー、ミドル：ジャスミンサンバック、ゼラニウム、イランイラン、ベース：シダーウッド、ムスク

※スプレートップ内蔵ボトル

イタリア・フィレンツェにて1221年に設立されたサンタ・マリア・ノヴェッラは、ドミニコ会の修道士たちが人々のために、自ら栽培したハーブを用いたことに起源を持ちます。その思いやりの精神と伝統は今日まで引き継がれ、オードパルファムやオーデコロン、スキンケア製品、ホームフレグランス製品など幅広いアイテムへと発展してきました。
「癒しの芸術」として多くの人々に愛される香りの文化を心ゆくまでお楽しみください。