粘り強さと感情的なインパクトのある大胆なグルマン系の香り。

オードパルファン「ディフェンダー」は、＜ブーディカ ザ ヴィクトリアス＞の歴史的な権力を香りで見事に具現化したフレグランスです。
＜ブーディカ ザ ヴィクトリアス＞初の女性調香師であるカミラ・レラコヴァによる想像力豊かに構成された、粘り強さと感情的なインパクトのある大胆なノートと調和を備えたフレグランスを生み出しました。

香りの最初は、ピリッとしたジンジャーとグレープフルーツの刺激的なトップノートで始まり、次第にダークリコリス、ハニーコニャック、魅惑的なレッドベリーのコンポート、ほのかなチェリーが香るキルシュへと移ります。この段階では、金属的な風味とアドレナリンの脈動が感覚を活性化し、徐々に強烈な表現へと変わっていきます。

続いて、オレンジブロッサムの妖艶な香りが、太陽の光に照らされた花柄の官能性を演出し、インドールからの動物的なノートが、ナイトブルーミングジャスミンの到着を告げます。ナイトブルーミングジャスミンは、このフレグランスの心臓部として、その魅力と官能性を引き立てます。ジャスミンは珍重される花で、その洗練された官能的な白さが特徴です。ジャスミンとともに、オレンジブロッサム、チュベローズ、ネロリ、ガーデニアなどの白い花々が織り成す香りは、太陽に照らされた官能性を際立たせ、皮膚の熱によってその温かみのある美しさを引き出します。

ナイトブルーミングジャスミンは真夏の英国の田舎で収穫され、その香りが夜に増します。CPLの特許技術「Aromaspace」を用いて、花の力強い表現を香水の中心に作り出しました。

ベースノートには、ツヤやかなレッドアンバーとムスク、くすぶる白樺のタール、グアイアックウッド、パチョリの土っぽさが広がり、ペルーバルサムは、豊かなバニラ感の甘さとバルサミック感を演出しました。ラム酒の色合いを持つドライフルーツの繊細なムードで飾られたこの官能的なベースは、クラリセージとラブダナムが塩漬けの蜂蜜のハーブでレザーの香りを引き立てています。「ディフェンダー」は、過去と現代の個性が精緻に組み合わさったフレグランスです。

香調：オリエンタル
トップ：ジンジャー、グレープフルーツ、リコリス、ハニーコニャック、レッドフルーツ
ミドル：オレンジブロッサム、ミルラ、ナイトブルーミングジャスミン、ヘイ
ベース：ムスク、レッドアンバー、ペルーバルサム、ベンゾイン、トンカ、シスタスラブダナム