紅茶にインスパイアされた2つのオードパルファムを通じて、ラグーンと極東との関係を語っています。アジア文化の象徴のひとつである紅茶は、ヴェネツィアの探検家マルコ・ポーロによって中国からインド皇帝ハルシャ・ヴァルダナの宮廷に、そしてヴェネツィアに輸入されました。
独特の強い香りは、洗練された海洋の香りと、柔らかく包み込むような甘い味わいを兼ね備え、気品と軽やかさに満ちています。フローラルとフルーティーなタッチの光り輝くトップから始まり、ブラックペッパーの魅力的なはじける香りと絡み合います。ミドルは玉露、蓮の花、ピーチとチュベローズエキスの洗練されたブレンドによる香りの旅。クリーミーで包み込むようなベースは、ウッディノートとアンバーノートです。

ヘッドノート：ブラックペッパー、ネロリ、エキゾチックフルーツ
ハートノート：玉露、ピーチ＆チューベローズエキス、ロータス
ベースノート：サンダルウッド、ベチバー、アンバー・グリス

＜ザ マーチャント オブ ヴェニス＞は、ヴェニスに古くから伝わる香水術と、数世紀にわたる東洋との交易をコンセプトの起源とするブランドです。このフレグランスのラインナップは、アジアからアフリカ、ヨーロッパまで、広い地域を網羅した海上交易路「ムーダ」にインスパイアされています。「ムーダ」の起点となっていたヴェネツィアは、様々な知識や原材料を得ることができました。熟練した職人たちによって、新しい製造技術が発明され、ヴェネツィアの香水や化粧品は、ヨーロッパのすべての王宮で非常に人気の高い製品となったのです。ブランドの歴史的なストーリーは、古代のレシピを再解釈した調香師による貴重なフレグランスによって表現されています。洗練されたその香りは、千年の伝統を誇るムラーノ島のガラス加工技術からインスピレーションを得た色と形を特徴とする、こだわりの香水瓶に詰められています。