ブランド推し成分で選ぶスキンケア

どんな成分？

イネ科ハトムギの実から抽出。ハトムギは熱帯に生育する植物だが、＜アルビオン＞では寒さ厳しい北海道で有機栽培、「ヨクイニン」として認められた国内品種「オーガニック北のはと」の実から採取している。

アプローチは？

ニキビ・肌荒れを防ぐ有効成分グリチルリチン酸ジカリウム配合。ハトムギエキス*1、ハトムギオイル*2で広く知られている化粧水だが、それとともに薬用の有効成分が配合されていることで健やかな肌をサポートする。

どんな成分？

ジャイアントシーケルプ(海藻)と天然原料を組み合わせ、独自の発酵抽出プロセスから生まれる保湿成分「ミラクルブロス™*2」。そのピュアな結晶から少量ずつ作られる希少な成分。

アプローチは？

「クリスタル ミラクル ブロス™*1」は糖の一種のスクロースやミネラル豊富なアルゲエキスなど、海洋植物由来の恵みをたっぷり含んでおり、優れた保湿効果が期待できる。保護効果も手厚い。

どんな成分？

CICA(シカ)という別名で話題のツボクサエキス。昨年リニューアルした＜シスレー＞のアイコン乳液には、独自技術を用いた抽出方法で、初代フォーミュラより約3,500倍の濃度の「ツボクサ濃縮エキス」を配合している。

アプローチは？

古くから活用されてきたセリ科の植物エキスで、化粧品での手応えは肌荒れを防ぎ、健康な肌を維持することなど。＜シスレー＞のエキスは、より効果が期待できる濃縮タイプ。

どんな成分？

目もとケアのパイオニア、ロート製薬が先端研究をもとに開発。2種類の植物エキス、チャ葉エキスと、ダイズの種子由来のダイズエキスからなる、目もとのための複合保湿成分。

アプローチは？

大人まぶたの「年齢影*」へのアプローチを考えて開発されたコンプレックス。

ふっくらとハリあふれる艶めくうるおいのあるまぶたへ。

どんな成分？

京丹後で作られる栄養豊富な古代米・黒米と、アルコールをほぼ産生しない酵母を2段階発酵してできる＜FAS＞独自のエキス。アミノ酸など、738種もの低分子成分を含有している。

アプローチは？

多種多様な成分を含んでいるため、肌を健やかな状態へとシフトする。透明感の際立つ肌に。

他にも、

グリチルリチン酸ジカリウム：甘草(カンゾウ)の根や茎から抽出した抗炎症の有効成分。＜FAS＞では肌荒れなどが色ムラの一因であると考え、美白*美容液に配合。

ビタミンC誘導体：マルチ美容成分ビタミンCを安定化させたのがビタミンC誘導体。＜FAS＞のセラムの美白*成分は、ビタミンCにブドウ糖を加えたL-アスコルビン酸2-グルコシド。

どんな成分？

「植物の宝石」と呼ばれるブナの芽。＜ランコム＞では南フランスの森に自生するブナの木から4年に一度、開花直前にだけ手摘みで収穫されたブナの芽を低温保存し活用する。

アプローチは？

ブナの芽エキス*が角質ケアのための酵素の働きをサポートしたり、保湿のための酵素のサポートを促すことを＜ランコム＞は発見。酵素サイエンスにまつわる30年以上の研究を経て、「クラリフィック シリーズ」を開発した。

どんな成分？

杜氏の手が美しいことにインスピレーションを受け、特別な酵母と＜SK-II＞独自の発酵プロセスにより生まれる、人工的には生み出すことのできない天然由来の発酵成分。

アプローチは？

肌本来のうるおい成分、NMF(天然保湿成分)を補う。角質までしっかり浸透する。うるおいで満たして肌のバリアを高めるため、エイジングケア*2他、さまざまな効果を発揮。

他にも、

ナイアシンアミド：美白*3やシワ改善効果のある有効成分としても用いられる。＜SK-II＞では、メラニンの生成抑制やメラノソームの受け渡し抑制、メラニンの排出のサポートなどの美白*3効果に着目。

どんな成分？

ヒキオコシとも呼ばれるシソ科の植物、エンメイソウと、希少なグリーンレジャートシルクを掛け合わせた＜資生堂＞独自のフォーミュラ。

アプローチは？

肌荒れを防いでキメを整え、なめらかな美肌を作る元に。乾燥などの外界環境のダメージから肌を守りながら、健やかに整える。

撮影：小川剛

構成・文：荒木奈々

企画：スタジオアルタ

制作：ハースト婦人画報社 HEARST made

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