公開日:2023.1.27/最終更新日:2024.9.18
特集
注目度アップの【ブランド図鑑】3回目は、meecoで人気のデパコスブランド<LAURA MERCIER/ローラ メルシエ>。ベースメイクを生かしたナチュラルなメイクが話題です。ブランドのヒストリーやこだわり、クッションファンデーションなどのベストセラーアイテムやヒット作をカテゴリーごとにご紹介します。カラーメイクのスウォッチや、メイクアップアーティストによるおすすめのメイク方法もチェック!
<ローラ メルシエ>メイクアップアーティスト
小澤美奈子さん (オザワ ミナコ)
<ローラ メルシエ>が提唱するフローレスフェイスをもとに、お客さまに合わせた最適な色選びとテクニックを提案。
その人らしい美しさを生かした肌づくりで定評がある<ローラ メルシエ>。
実はフランス出身のメイクアップアーティスト、ローラ・メルシエがアメリカ版ヴォーグ創刊をきっかけにアメリカに渡ったことから、新しいメイクの歴史が始まったといっても過言ではありません。1990年代当時のアメリカでは、しっかりと作り込んだ舞台メイクが主流。そこに、フランス生まれのローラ・メルシエは異を唱え、作りすぎたメイクではなく、“その人らしい個性を引き出すメイク”を広めていきました。そこから1996年にアメリカで誕生したのが、<ローラ メルシエ>なのです。
「あなたの個性こそ美しい」「素直に生きる素顔が美しい」というポリシーのもと、開発されたのが、素肌そのものを美しく見せるベースメイクや、その肌の美しさを引き出すカラーメイクのプロダクト。なかでも、ベースメイクは流行を追うのではなく、タイムレスで年代や地域差もなく、どんな人も自分の美しさがアピールできると多くのファンを魅了。日本には2006年にブランドが導入され、「フローレスフェイス」(完璧な肌)が叶うブランドとして人気です。
さらに、アーティストブランドならではの “簡単に使えてプロ級の仕上がりに見える”リップやアイカラーなどもご紹介。さまざまなこだわりが詰まった<ローラ メルシエ>の世界を堪能してください。
<ローラ メルシエ>を代表するベースメイク。
目指す「フローレスフェイス」のため、根底にあるのは“美しい素肌のような仕上がり”“美しさが続くこと”“肌にやさしい処方”というこだわりです。プライマーも、ファンデーションもフェイスパウダーもチークも、誕生当初から新製品まで常にこれらの考え方に基づいて製品を開発。
そんなメイクアップアーティストとしてのローラ・メルシエ自身の強いこだわりが反映されているからこそ、「一度使うとハマるお客さまが多いです」と、<ローラ メルシエ>メイクアップアーティストの小澤美奈子さんは語ります。
「自分の肌が誇らしく思えるベースメイクアイテムを、ぜひ試してみてください」(小澤さん)
ブランドが理想とする「フローレスフェイス」を追求して生まれた、素肌感とカバー力を両立したクッションファンデーション。
ダイヤモンドパウダー配合による光のツヤ、潤い感、SPF50・PA++++のプロテクト機能などが人気。
「ハイカバレッジでありながら透けるようにナチュラルな仕上がりで、ブランド人気No.1。気になる肌悩みを光で飛ばす効果によってツヤ肌に仕上がると、リピートする方も多いです」(小澤さん)
ブランド設立当時から売れ続けている、<ローラ メルシエ>のアイコン的な存在のフェイスパウダー。
厳選した微粒子パウダーによるキメ細かなテクスチャーで、つけているのを忘れそうなほどナチュラル。光を拡散するソフトフォーカス効果で肌を明るく、気になる部分を自然にカバーします。
「余分な皮脂も吸収してくれ、表面はさらっとしているのに潤いがあり、メイクしたての美しさが続くのも魅力ですね。肌が明るく仕上がるので、ヘルシーに見せたいときにも重宝します」(小澤さん)
肌に潤いをキープする保湿効果を重視した、ファンデーション下地。
「素肌の美しさが女性本来の美しさや自信を引き立てる」という、ローラ・メルシエの考えのものと、ベースメイクの仕上がりとスキンケア効果の両立を目指して開発されました。みずみずしい使い心地とノンシリコンにこだわり、カラーレスで素肌のようなピュアな仕上がりに。
「使う方の血色感が生かせるよう、あえてカラーレスの設計です」(小澤さん)
“元祖血色チーク”と呼べるような、アイコニックなチーク。微細なパウダーがふんわり頬を包み込み、ピュアな発色でフレッシュな印象を与えます。
「パウダーでありながらしっとりとなめらかで、シアーな仕上がり。特に#06 チャイは、“血色なりすましチーク”との呼び名も高く、イエベ、ブルベ、どちらの肌トーンにも合う人気色です」(小澤さん)
肌の美しさを生かす<ローラ メルシエ>のリップカラー。
一番のこだわりは唇へのやさしさです。どの製品も保湿成分を配合し、唇の潤いをキープ。
「特に「リップグラッセ ハイドレーティング バームグロス」は、まるでスキンケアのような感覚です」(小澤さん)
代表的な「ルージュ エッセンシャル シルキー クリーム リップスティック」は、紅先の絶妙なカットが唇にぴったりマッチして描きやすく、クレヨンタイプの「ペタルソフト リップスティック クレヨン」は、手軽に使えます。
「ご紹介するのは、どれも人気色です。また、実は赤のリップも見た目は同じように見えて色みの幅が広く、似合う赤が選べるとお客さまに好評です」(小澤さん)
メイクアップアーティスト、ローラ・メルシエのこだわりが詰まったリップスティックがこちら。
ピュアな発色となめらかなつけ心地を実現し、唇の丸みに沿うような紅先の形状にもこだわり、唇を包み込むようにフィットして、ワンストロークでしっかり発色。ラグジュアリーなツヤ感も魅力です。
「#05はひと塗りでこなれ感や洒落感が演出できる、人気色。直塗りでも美しく発色し、指でポンポン塗りしてカジュアル感を出すのもおすすめです」 (小澤さん)
花びらを思わせる繊細な色彩と潤いがポイントの、クレヨンタイプのリップ。
唇に直接のせるだけで、抜け感のあるおしゃれなシアーマットな仕上がりに。
「保湿にもこだわり、唇にするするなじんでしっとり。
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#303 JEANNEは、マットになりすぎず、オールシーズン使いやすい赤みブラウン。
#340 ELODIEは、ナチュラルなピンクベージュで仕事シーンに使う方が多いですね」(小澤さん)
まるでリップ専用の保湿マスクのようにぴたりとフィットし、ぷるんとした質感に演出できるリップバーム&リップグロス。
たっぷりつけてデイリップマスクにしたり、淡い色をリップベースに使ったり、クリアな色をリップコートに使ったり、さまざまな楽しみ方ができるのがうれしい。
(画像左から)
「#60 CRÈME CARAMELはノンパールで、肌なじみのよいコーラル系。「ルージュ エッセンシャル シルキー クリーム リップスティック #05」に重ねづけもおすすめです。
#250 SUGAR PLUMはキラキラのパール入りのプラムカラー。青みがほどよく、ソフトモードな仕上がりに」(小澤さん)
<ローラ メルシエ>のアーティストブランドならではのこだわりは、アイメイクアイテムに表れています。
たとえば、マスカラはひと塗りでぱっと扇型に、簡単にボリュームが作れるようにらせん状のブラシを採用。
また、ビューラーはまぶたに当たるカーブがゆるく、まつ毛に負担をかけないよう、持ち手は余分な力をかけすぎないように設計されています。
そして、クレヨンタイプの「キャビアスティック アイカラー」はさっとのばせてぼかしやすいのに、少し時間がたつとフィックスして崩れにくいという特徴が。
「使うお客さまの立場でのモノ作りが隅々まで行き届いて、本当に使いやすいです。ぜひ、試してみてください」(小澤さん)
保湿成分配合でまつげをケアしながら、1本1本セパレートした繊細なボリュームまつげを叶えるマスカラ。
軽いテクスチャーで重ねてもダマになりにくく、好みに合わせてボリューム感をコントロールできます。
「らせん状のブラシが短い毛もキャッチして、ひと塗りで自然なボリュームまつげに。グロッシーなツヤもキレイです」(小澤さん)
ワイドに設計されたブランド人気のビューラー。
均一にセパレートした理想的なカールに。
「ダブルハンドルのグリップで軽い力で簡単にカールできるのが魅力。アイメイクをした後にもまつげに負担なく使えるこだわり設計は、本当に感動的です」(小澤さん)
クリーミーでなめらかな使い心地と美発色で人気の、スティックタイプの単色アイシャドウ。
スマッジもブレンドもライン使いも多彩な表現ができ、重ねてもよれにくく、色みや質感の調整が自由にできます。
(画像左から)
「#09 ローズゴールドは発色もツヤも両方叶う色として、ダントツ人気を誇っています。涙袋につけるほか、アイシャドウベースに使うのもおすすめです。
#40 ヌードローズは使いやすいピンクブラウンの色み。濃すぎず、薄すぎず、バランスのとれた発色で、涙袋につけると血色感のある大人っぽい仕上がりになりますよ。
#42 ストラップレスはピンクグレージュのようなくすみ系カラー。アイシャドウベースに使ってもいいし、下まぶたに入れるとトレンド感がアップ!」(小澤さん)
<ローラ メルシエ>は、メイクアイテムだけではありません。実はボディケアもとても人気が高いのです。
ハンドクリームや、ボディクリーム、シャワーバスといったアイテムに共通するのは、アンバーバニラの香り。特にボディクリームは香りが長く続くと評判で、いい気分に浸れ、女子力もアップしそう。
「ボディクリームは、店頭では男性のお客さまの指名買いも多く、幅広い層でアンバーバニラが愛されていることを感じます」(小澤さん)
さらっとした使い心地のハンドクリーム。
「ベタつきにくく、つけてすぐの作業のじゃまをしないので個人的にも愛用中。ポーチの必需品です。アンバーバニラの甘い香りでリラックスできそう」(小澤さん)
ホイップクリームのように軽くのびて、シルクのようなさらりとなめらかなボディ肌に整うボディクリーム。
「ボディクリームは香りが長く続く感じで、私は外出前にも使って香りを楽しんでいます」(小澤さん)
リッチな泡で全身を包んで、なめらかで潤いのあるボディ肌に導くバスフォーム。
泡風呂だけでなく、ボディ用の洗浄料としても使えます。
「泡風呂にすると、バスルームにアンバーバニラの香りがふわりと広がって、いい気分! ご褒美コスメとしても人気です」(小澤さん)
<ローラ メルシエ>シャワーバス アンバーバニラ 340g
※商品リニューアルのため現在お取り扱いがございません。
<ローラ メルシエ>メイクアップアーティストの小澤さんによる、モデルメイクはこちら。肌のハリ感やツヤ感を生かした、肌が主役になるメイクです。
「肌は人気のクッションファンデーションでツヤを演出し、フェイスパウダーで透明感アップ。
このベースで作った肌のツヤ感を美しく見せたいので、目もとはマットな質感のアイカラーで控えめに、チークはみずみずしいツヤを。そしてリップもカジュアルマットな質感を選んでいます。
<ローラ メルシエ>らしい、“最小限のメイクで最大限に肌を美しく見せる”メイクを楽しんでください」(小澤さん)
POINT
肌のツヤを生かしたベースメイクをご紹介。まず、プライマーを顔全体につけて肌を整えてから、クッションファンデーションを使います。
「<ローラ メルシエ>の肌作りは、“顔の外側から”が基本。
クッションファンデーションは、まずスポンジに適量を含ませ、顔の側面に色をなじませます。そして、スポンジの色がつかなくなってから顔の中央へトントンとなじませるのです。スポンジを最初にのせた側面はファンデーションの色みがありますが、顔の中央部分はかなり薄づきに。こうすることで首との色の差も感じにくく、自然に仕上がります」(小澤さん)
その後、フェイスパウダーを同様に顔の側面から中央に向けてつけて、血色感と透明感をアップさせ、ふんわり柔らかい肌に。
さらに「<ローラ メルシエ>ローズグロウ イルミネーター」を頬の高い位置にのせてツヤ感をプラスします。
(画像左から)
<ローラ メルシエ>ピュア キャンバス プライマー ハイドレーティング N 30mL 5,610円 商品はコチラから ➤
<ローラ メルシエ>フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション #1N1 15g SPF50・PA++++ 8,580円 商品はコチラから ➤
ローズピグメント配合で、肌をトーンアップ。血色感と透明感のある、柔らかでフェミニンな透け肌を演出します。
「白浮きせず、ふわっとした肌に見せられます」(小澤さん)
<ローラ メルシエ>トランスルーセント ルース セッティング パウダー トーンアップ ローズ 29g 6,050円 商品はコチラから ➤
ローズの血色感と素肌のような潤い感のある、肌なじみのいいヌードカラーのハイライター。
「なめらかなテクスチャーで肌に溶け込むようになじみます。肌が潤ってツヤがあるような、自然な輝きがキレイです」(小澤さん)
<ローラ メルシエ>ローズグロウ イルミネーター 6g 4,730円 商品はコチラから ➤
(一緒に使用するおすすめアイテム)
<ローラ メルシエ>シークレット カモフラージュ ブライト アンド コレクト デュオ #2C 1g×2 5,170円 商品はコチラから ➤
POINT
チークは、まずクリームタイプのチークを頬の高い位置からこめかみに向けて、幅広くつけます。
次にパウダータイプのチークを、クリームチークでつけた位置の下側になじませて。
「頬のツヤ感を生かすために、パウダータイプは頬の高い位置は避けること。シェーディング感覚で、顔の側面を引き締めるよう狭めにつけるのがコツです」(小澤さん)
ほんのりした健康的な血色感が続く、クリームタイプのチーク。ピュアな仕上がりが人気です。
「使う量は片頬で米粒1粒分くらい。潤うような心地よさがあり、じんわりみずみずしいツヤが演出できます」(小澤さん)
(画像左から)
<ローラ メルシエ>ティンティド モイスチャライザー ブラッシュ #PK3 PROVENCE 3,740円 商品はコチラから ➤
<ローラ メルシエ>ブラッシュ カラー インフュージョン #06 チャイ 4,730円 商品はコチラから ➤
(一緒に使用するおすすめアイテム)
POINT
アイシャドウは、クレヨンタイプのベージュ系1色を使用。
「まず上まぶたのキワに、目頭から目尻までスティック幅で線を描き、これをアイホールに向けて4本分描きます。一番上になるアイホール側はぼかしてじんわりさせて、自然なグラデーションを演出」(小澤さん)
さらに、アイラインは、上まつげのキワを埋めるようにつけて、目のフレームを引き締めます。
(画像左から)
<ローラ メルシエ>キャビアスティック アイカラー #21 キャラメル 3,850円 商品はコチラから ➤
なめらかなクリームのようなテクスチャーで、肌にぴたりと密着。繊細なラインから、ドラマティックなラインまで自在に表現できます。
「#BK1 TUXEDOは濃密な発色の黒。ウォーターレジスタント処方で崩れにくいのも魅力です」(小澤さん)
<ローラ メルシエ>キャビア アイライナー ペンシル #BK1 TUXEDO 4,180円 商品はコチラから ➤
(一緒に使用するおすすめアイテム)
POINT
マスカラはボリュームを抑えめにするため、1回塗り。
さらに、眉は「<ローラ メルシエ>ポマード アンド パウダー ブロウ デュオ #02 アッシュ」の左に設置されているベースで整え、右のパウダーをオン。眉毛の足りない部分だけ、アイブロウペンシルで1本1本描き足します。
「あくまで主役はツヤ肌なので、目もとに手をかけすぎないようにするのがポイントです。特にマスカラは何度も塗り重ねてしまいがちなので注意してください」(小澤さん)
<ローラ メルシエ>キャビア ボリューム パノラミック マスカラ N #01 Glossy Black 3,410円 商品はコチラから ➤
左はジェルとワックスの中間のような“ポマード”。これで眉の下地を作ってから、右のパウダーで仕上げるアイブロウパレット。
「左のベースで下地を作ってから、パウダーは軽くのせる程度にすること。パウダーで色を強調すると眉だけが目立ちすぎてしまいます。
#02 アッシュは使いやすいグレー系」(小澤さん)
<ローラ メルシエ>ポマード アンド パウダー ブロウ デュオ
※商品リニューアルのため現在お取り扱いがございません。
POINT
ツヤ肌を生かすため、リップも色みやツヤを抑えめにするのが基本です。クレヨンタイプのリップは、まず下唇に直塗り。その後、上下の唇を合わせて上唇にも色を移らせます。
「下唇だけに色をつけると素肌になじみやすく自然な印象に。上唇に色をたっぷりのせてしまうと、リップだけが強調されてしまうので注意を」(小澤さん)
※価格はすべて税込です。
※品切れの際はご容赦ください。
※2024年9月18日現在の価格です。価格が改定となる場合がございます。
撮影/池田淳(CASK/商品) 十万正人(人物) メイク/小澤美奈子(ローラ メルシエ) 構成・文/STRIPE
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