2025.3.14
コラム
アイラインが難しい、目がくぼんで老けて見える、似合うアイシャドウの塗り方がわからない…。そんなお悩みがある方は「奥目」かも!?本記事ではメイクアップアーティストのDAIKIがそんな奥目さんにフォーカスし、目の特徴や魅力を最大限に活かすことができる奥目の方向けのプロのメイク方法を解説&印象UPさせる情報やおすすめコスメをご紹介。アイメイクに関するお悩みが1つでもある方は、今の普段の自分流メイクをこの記事を参考にアップデートしてみて。目もとにコンプレックスを感じている人は多いですが、目の形は十人十色。まずは自分の目の特徴を知り、自分だけのチャームポイントに変えて、どんどんメイクを楽しんでいきましょう♪
「奥目」とは一重・二重・奥二重は関係なく、横を向いたときに眼球が引っ込んでいるように見える目のこと。
そんな奥目さんの魅力は掘りが深く、立体感があり、大人っぽくて落ち着いた印象を与えやすいところ。そして腫れぼったく見えにくく、スッキリとした目もとにも見えることが特徴です。
まずは“横顔の目の位置”をチェック!横から見たときに眉骨よりも眼球が奥に入っているかどうかを確認します。
眉骨よりも眼球が奥にある場合は「奥目」、眉骨と同じ位置もしくは前に眼球が出ている場合は「出目」の傾向が強いです。
次は“涙袋のふくらみ”をチェックします。
眼球が奥にあるため眼輪筋(目の周りにある筋肉)が押し出されにくく、「奥目」はそもそも涙袋ができにくい傾向にあります。「出目」は陰影のコントラストもあり涙袋が目立ちやすいですが、「奥目」の場合は涙袋があっても目立ちにくいという特徴もあります。
最後は“上まぶたの丸み”をチェックしてみましょう!
「出目」の場合は眼球の丸みがまぶたに反映されやすくカーブを感じやすいですが、「奥目」の場合は眼球が出ていないことからまぶたの形に丸みがないことが多いです。
奥目は眉骨よりも目が奥に入っているので、目に光が入りづらく影がかかりやすく、眼球の動きがあまり目立たないので緊張や動揺などの顔の表情が相手に伝わりにくく、瞳や顔の印象が暗く見えがち。
そんな印象もメイクで変えちゃいましょう!
Step 1:ベースカラーで少し色味を出して、目もと全体に薄くぼかし、広げる。
目まわりが暗く見えやすい方は、白系のベースカラーだとくすみや影感が余計に悪目立ちしてしまう可能性があります。ピンクベージュ・オレンジベージュ・コーラル系など少し色味があるものをチョイスしてみて。
Step 2:アイホールに中間色をのせます。
マットだとくぼみが引き立ちやすいので、パール感のある質感がおすすめ。ラメが強すぎると、奥目の方は二重線に溜まりやすいので塗布量に気をつけましょう。
カラーはブラウン系よりも、ピンク・オレンジ・ラベンダー・ローズなどやや色味があると◎
Step 3:締め色を暗くしすぎない。
暗い色で二重幅や目のキワを塗り囲まないことが暗い表情を打破するコツ!
アイライナーも黒や茶色を選ぶより、ボルドー・パープル・シルバーなどカラーライナーがおすすめ。
Step 4:暗い色の代わりに、明るいカラーや質感をどんどん取り入れる。
まぶたの中央にハイライト、目頭や黒目下にラメやグリッターなど、明るいアイテムを取り入れて立体感をプラスしていきましょう。
目もとや表情が暗く見えるときは、まばたきする度に光を反射し表情を変える偏光パールなども効果的。
・アイホールにのせるカラーを少し華やかな色味にすること。
・締め色は暗すぎず、濃すぎないものがおすすめ。
・マットな質感だけで仕上げると影感が引き立ちやすいので、パールやラメなど質感の異なるものを組み合わせることで「明るさ」と「立体感」を出すこと。
じゅわっと色めきうるおいが続く、濡れツヤ美容バームシャドー。目もと美容クリームを兼ねたスキンケア発想のアイシャドウバームで、繊細なまぶたにするりと伸びてしなやかにフィットします。乾燥を忘れるようなうるおい感にもかかわらず、ベタつきを抑えたヨレにくい仕上がり。
<ETVOS/エトヴォス>ミネラルアイバームII 2,750円
モダンで洗練されたカラーバリエーションの垢抜けアイシャドウパレット。粉をオイルコーティングすることで、肌に溶け込むように馴染むやわらかなテクスチャーを実現。重ねても厚みを感じず、メイクアップをしながら目もとケアを叶えるスキンケア機能搭載。
おすすめの理由
コーラルとモーヴピンクの優しい発色で目もとを魅力的に演出し、適度なシアー感が軽やかで今どき感をナチュラルに引き出します。
締め色が濃すぎないので、目もとが暗く見えやすい奥目さんには特におすすめ!
<ADDICTION/アディクション>アディクション ザ アイシャドウ パレット + 6,820円
パウダーなのにクリームのようになめらかな粉質で、リキッドのように簡単にブレンドがしやすく、グラデーションが苦手な方におすすめのアイシャドウ。色持ちが良く、光を鮮やかに反射し、輝きのある立体的な目もとをクリエイトすることができます。質感やカラーバリエーションが豊富なため新しいアイメイクにチャレンジしたい方はチェックしてみて!
おすすめの理由
偏光パールが印象的なラベンダーピンク色で、ブラウン系アイメイクのベースに使うだけでくすみも気にならないお洒落顔に大変身。
黒目上、目頭、涙袋など、あえて部分使いすることで暗い目もとにアクセントをつけるメイク術も◎
伸びが良くシワになりにくいので、二重線にアイシャドウが溜まりやすい奥目さんにおすすめのシリーズです!
<M・A・C/マック>エクストラ ディメンション アイシャドウ 4,290円
ジュエリーのように煌めく、高発色で高密着なアイシャドウパレット。重ね塗りをしてもくすみにくく、むしろ透明感が増していく美しい色づき。オートクチュールドレスのように自分の目もとにフィットし、長時間キープします。気分が高まるゴージャスなパッケージは、アイメイクを楽しむきっかけになるかも♪
おすすめの理由
温かみのあるソフトピーチカラーが、影になりやすい目もとをさりげなくカバーしてくれます。
濃すぎず、暗すぎず、派手過ぎない丁度良いカラー。締め色が暗すぎないのでくぼみが気になる奥目さんにおすすめ!
<YVES SAINT LAURENT/イヴ・サンローラン>クチュール ミニ クラッチ 600 10,890円
涙袋はメイクでクリエイトしましょう!
涙袋が目立ちにくいのは奥目の特徴の1つです。アイシャドウやグリッター、アイライナーなどを使用してメイクで涙袋を作ることがおすすめ!
Step 1:上下まぶたをナチュラルに仕上げます。
涙袋を目立たせるために、上まぶたはギラギラさせすぎないように意識しましょう。
お悩み①「目や表情が暗く見える」のメイクテクニックを参考にしてみてください。
Step 2:下まぶたにカラーをのせます。
奥目の方は下まぶたにもカラーを使うことで目の印象が明るくなりメイクが映えます。中間色ぐらいの濃さの派手過ぎないカラーアイシャドウがおすすめです。
Step 3:パール感やラメ、グリッターを重ねて視線を集めましょう。
黒目の下、目尻など、下まぶたにキラキラした質感を重ねることで涙袋のようなぷっくり感と、目の縦幅を演出することができます。
下まぶたに視線を誘導することで、目のくぼみや影感も目立ちにくくなります。
・涙袋を際立たせるときは、上まぶたは少し控えめに仕上げてバランスをとること。
・特にグリッターなどの大粒のラメを使用する際は、いろいろな箇所にのせずにポイントを1つに絞ることでやりすぎ感のない大人な仕上がりに!
・目頭、涙袋、黒目上など、何カ所かにのせたいときはラメとパールで使い分けることがおすすめ。
重ねても濁らず、艶やかな目もとに導く高純度発色のシングルアイシャドウ。フロスト、シルク、ステラーと、3種類の異なるテクスチャーがまぶたを優美に彩ります。メイクを華やかにしたいとき、光を足したいとき、アクセントをつけたいときなど、あらゆるシーンで大活躍します。韓国アイドルのような抜け感のあるトレンドアイにも♪
おすすめの理由
さまざまなアイカラーと調和が取りやすいシャンパンベージュ色で、アイメイクの仕上げに重ねづけすることで簡単に立体感とお洒落な雰囲気をプラスすることができます。
#12 秋蛍 -AKIHOTARUはキラキラとした繊細なラメが特徴で、トッパーとしての使用や涙袋を際立たせたい方におすすめ。
<SUQQU/スック>トーン タッチ アイズ 4,070円
ひと塗りで美しく密着するリキッドタイプのアイカラー&アイライナー。目もとにダイヤモンドのようなまばゆい輝きを与え、ピュアなまなざしを叶えます。ウォータリーなテクスチャーが特徴的で、グリッター特有のベタつき感やラメのザクザク感が苦手な方でも使いやすいのが◎みずみずしく透明感を感じることができるので、大人の涙袋としておすすめです。
おすすめの理由
普段のメイクにプラスするだけで、メイクが格上げされる人気のラメアイテム。
まぶた全体・目頭・目尻・涙袋など、なりたいイメージやお悩みに合わせて使い方もさまざま。
掘りが深く見える奥目さんは、下まぶた(黒目下あたり)に細くラインを入れるように取り入れると◎
<JILLSTUART/ジルスチュアート>ジルスチュアート アイダイヤモンド グリマー 2,750円
繊細なニュアンスと端正な質感で、美しい配色が魅力的な4色パレット。サラッとしたテクスチャーで、メイクに軽さと動きをつけることができます。圧倒的なカラーバリエーションの中からお気に入りがきっと見つかるはず。ブラシでのせるとシアーに色づき馴染むので、普段選ばない新しいカラーにも勇気を出して挑戦してみて♪
おすすめの理由
下まぶたや涙袋には明るすぎず暗すぎない、薄すぎず濃すぎないアイカラーを仕込むことがポイント。
下まぶた用にほんのりと色味がつくようなアイシャドウパレットを持っておくとメイクパターンが増えて◎
締め色が優しいブラウンカラーなので、暗く重い印象になりにくい!
<LUNASOL/ルナソル>アイカラーレーション 20 Venus Glow 6,820円
目を大きく強調し、明るい印象に見せましょう!
奥目の方は正面から顔を見たときに目が奥まっている分、目が小さく見えてしまうことがあります。
さらに目がくぼんでいて光が入りづらいため、アイシャドウのカラーが映えず地味な印象に見えるなんてことも。
使うカラーや質感、アイメイクのやり方を意識して「盛れるメイク」をマスターしましょう!
Step 1:目頭にハイライトをのせる。
奥目さんは目頭側(ノーズシャドウあたり)も暗く見える方が多いです。目頭に明るいカラーをオンすることで印象をグッと明るく見せることができます。
白系はもちろんですが、ピンクやラベンダー、ゴールドなどアクセントになるようなカラーで遊ぶのも上級者テク◎
目頭にラメをのせる場合は、涙袋や黒目上のラメは控えめに!
Step 2:カラーマスカラでまつ毛フォーカスなメイクを楽しむ。
ビューラーでまつ毛をしっかりカールさせ、目の縦幅を強調させます。
カラーマスカラを取り入れることで目の印象を明るく、こなれ感を出しながら目力をUPさせることができます。
カラーマスカラの日は、アイシャドウやアイラインはバランスを見ながら引き算しましょう。
Step 3:アイシャドウの締め色代わりにカラーライナーを取り入れる。
「目の印象が弱いからアイライナーでしっかり引き締める」という方も多いかと思いますが、目もとがきつく暗い印象になる可能性があるので要注意。思い切ってカラーライナーで抜け感を出すことで意外としっくりくる方もいるはず♪
アイシャドウとしても使えるような太めのアイライナーを選べば、二重幅まで塗っても良いし、下まぶたにも使いやすくておすすめです!
・上記の3つのテクニックは1度に全部やらなくてOK。まずは目頭ハイライトから取り入れてみて。
・カラーマスカラをするときは、ヌーディーで肌馴染みの良いリップカラーと合わせると◎
・カラーライナーはリキッドタイプよりもペンシルタイプの方がアイシャドウのように馴染むのでおすすめ!
どの角度から見られても美しく、ジュエリーが嫉妬するような至高の輝きの単色アイシャドウ。光を余すことなく反射させ、上質なツヤが骨格と立体感を引き立てます。シルキーでやわらかな質感で、しっとりとなめらかに肌にフィット。大きなラメやパールでも密着力が高く、ラメ飛びしにくいところも嬉しいポイント。気分が高揚するだけではなく、ハッピーになれそうな幸福コスメ♪
おすすめの理由
まぶただけではなく、瞳までうるっと明るくなったかのような好印象に。
大粒のラメをポイント使いすることで、印象の薄いメイクも簡単に華やかにすることができます。
<DECORTE/コスメデコルテ>ダズリング ジェム 3,520円
鮮やかなカラーが透け感とともに自まつ毛をコーティングし、繊細なニュアンスを添えるシアータイプのカラーマスカラ。あくまでも自まつ毛の存在を活かしながらこなれたムードを楽しめる抜け感アイテム。「お洒落な人がつけているイメージ…」で終わらせず、カラーマスカラをつけたことがない方はぜひチャレンジしてみてくださいね!
おすすめの理由
取り入れるだけで目もとを一気に印象深くすることができる、面倒くさがり屋さん・ずぼらさんに特におすすめのアイテム!
まつ毛をしっかりとマスカラで上げることで目の縦幅と横幅を強調し、目力をUPさせながらお洒落メイクも楽しめます。
<ADDICTION/アディクション>アディクション ザ マスカラ カラーニュアンス WP 4,180円
するすると描きやすいジェルオイル処方のウォータープルーフアイペンシル。繊細なラインはもちろん、スマッジしても、まつ毛とまつ毛の間を埋めるときも、アイシャドウ代わりとしてもマルチに活躍してくれます。濃密でマットな発色で、肌から浮かず目もとになめらかにフィットするので、大人のカラーメイクにおすすめ。まずはお持ちのブラウンアイシャドウと組み合わせてみて♪
おすすめの理由
黒や茶色のアイライナーは使わずに、あえてカラーライナーを使用することで目もとの印象を明るく魅力的に引き立てます。
アイシャドウの締め色代わりとして、目尻やまつ毛の生え際に太めに入れると馴染みやすいです。下まぶただけにカラーを取り入れるメイクテクニックも◎
<RMK/アールエムケー>RMK アイディファイニング ペンシル 3,300円
お悩みやコンプレックスは人それぞれですが、「メイクのやり方がわからない…」と諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。おすすめアイテムや、テクニック、注意すべきポイントなど、今回の記事から何か1つでも参考にしていただければ嬉しいです。奥目という素晴らしいチャームポイントを活かして、周りと差をつけたお洒落なメイクを楽しんでくださいね! ちなみに筆者DAIKIも奥目です(笑)
※価格はすべて税込です。
※品切れの際はご容赦ください。
※2025年3月14日現在の価格です。価格が改定となる場合がございます。
活動名
DAIKI
外資系コスメブランドのアーティストを経験したのち、現在はフリーランスとしてファッションのヘアメイクを中心に活動。ショーのバックステージやLOOK撮影を得意とし、ビューティからクリエイティブまで多方面で活躍している。その傍でアパレルブランドにメイクセミナー、百貨店コスメブランドにアーティスト入店、美容専門学校講師なども務める。
Instagram :@daiki__1224
校正・再編集
ISETAN BEAUTY MAGAZINE編集部
三越伊勢丹化粧品メディアISETAN BEAUTY MAGAZINE(イセタン ビューティー マガジン)。新作コスメや限定品、最新トレンドが満載!毎日見たくなるスウォッチや、レビューをプロの視点で発信。新作コスメカレンダーも要チェック!
ポイント
エムアイポイントのプレゼントキャンペーンを随時開催
ギフトラッピング無料
お届け先を指定する際にギフトラッピングを承っております。
送料無料 /最短当日発送
1会計税込2,750円以上のご購入で送料無料。午前10時59分までのご注文で最短当日発送。
おすすめの理由
スキントーンに馴染む淡いピンクベージュカラーが、影になりやすいアイホールを自然に明るく印象づけます。
大人のくすみやすい目もとに透明感を与えながら、目を丸くふっくらと演出。光沢のあるパールのツヤ感が光をキャッチし、まばたきする度に目もとに表情をつけます。